着物を持っている方必見!着物に関する注意点をご紹介

着物をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
着物は、普通の服とは素材が違うため、取り扱う際には注意する点がいくつかあります。
そこで今回は、着物に関する注意点をご紹介していきます。

 

□着物に関する注意点

*着る時

着崩れた着物は、見ていて残念ですよね。
大股で歩くと裾が乱れてしまうため、歩く際は歩幅を狭くすることを意識してみましょう。
また、背筋をしっかりと伸ばし、やや内股気味でゆっくりと歩くと、さらにきれいな歩き方になりますよ。
裾を地面に引きずらず、履物を擦らないように気をつけましょう。
また振袖は椅子に座る際、背中で結んだ帯が潰れないように浅く腰掛けることがポイントです。
この際に、長い袖が床について汚れないように、袖を二つに重ねて膝の上に乗せることも忘れないようにしましょう。

*洗う時

着物を自宅で洗う機会はあまりありませんが、注意点を把握していないと、せっかくの大切な着物が台無しになってしまうかもしれません。
着物には、洗えるものと洗えないものがあります。
着物の洗濯表示に手洗いマークがついていれば、自宅で洗うことができます。
素材がポリエステルといった化学繊維なら大丈夫ですが、木綿や麻、ウールといった天然素材の着物の場合は、洗うと縮みやすいので気をつける必要があります。
特に縦方向の縮みが大きいので、着丈が短くなってしまうことが気にならなければ、試してみてもいいかもしれません。

しかし天然素材であっても、普段着用するような裏地のない単衣仕立ての着物の場合は、比較的簡単に洗えるでしょう。
素材がわからなかったり、洗濯表示のタグがなければ、購入した店に確認することをおすすめします。
自宅で洗うことに不安を感じる方は、クリーニングに出してみてはいかがでしょうか。

*たたむ時

着物には、普通の洋服とは違い、着物ならではのたたみ方があります。
着物のたたみ方には、基本的な着物のたた方である本だたみや、袖を合わせてたたむ比較的簡単な袖だたみ、長襦袢をたたむ時に使う襦袢だたみといったようにさまざまな種類があります。
また帯の折り目は、仕立ての時についているため、崩さないように、それに合わせてたたむようにしましょう。
着る前や着た後は、湿気を取るためにハンガーにしばらくかけておくことをおすすめします。
この際、普通のハンガーではなく、着物用ハンガーを使用するとしわを防止できます。

□まとめ

今回は、着物に関する注意点をいくつかご紹介しました。
この記事を参考にし、着物を大切に取り扱っていただけたら幸いです。

着物の種類は生地によっていろいろ!それぞれの生地の特徴とは

着物は一見同じようにも見えますが、実は生地によってさまざまな種類があることをご存知ですか?
生地によって着用する目的や、着用する時期に合った着物があります。
そこで今回は、みなさんがより納得のいく着物が選べるように、生地による着物の種類と、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

 

□生地による着物の種類

*絹の着物

絹は、柔らかく、光沢があり、気品の良さを表せます。
汚れやすく、湿気に弱いものの、体によく馴染むため、動きやすく、体のラインを美しく魅せられます。
同じ繊維の中でも絹で作られた着物は上質で、触り心地はとても良いです。
華やかな模様の着物や、訪問着以上の高級着物の多くは、絹で作られています。
同じ絹でも糸の織り方などによって、羽二重、紬といったさまざまな生地があります。

その中でも縮緬(ちりめん)は、独自の製法で縦糸と横糸を織り上げ、縮緬ならではの奥ゆかしさが感じられます。
縮緬で作られた着物は、礼装の場でよく着用されます。

*木綿の着物

木綿の着物は繊維が太く丈夫で、普段着用としても人気です。
シワになりやすいのですが、吸湿性や通気性に優れているため、浴衣などで使われます。
値段は、産地によって大きく違ってきます。

*麻の着物

麻は、薄手で張りがあり、通気性がとても良いため、夏に着る着物の多くは麻が使われています。
麻の中でも、特に麻糸は細く上質で、麻糸で作られた生地は、上布とも呼ばれるほど品質が高いのです。
染色はあまりされないので、落ち着いた色合いのものが多くなっています。
麻はツルツルとしていて、木綿はゴワゴワした触り心地が特徴的です。

*ウールの着物

ウールは厚手ですので、冬場の普段着としてよく着用されます。
かなり暖かいので、夏場にウールの着物を着用することは、あまりおすすめしません。
落ち着いた色合いの柄なので、汎用性が高く、色んな場所で着用しやすいでしょう。

*ポリエステルの着物

ポリエステルは化学繊維で、天然繊維のものより強度や汚れに強いといった特徴があります。
価格は安いものの見栄えが良く、自宅で洗うこともできるため、気軽に試してみたい方におすすめです。
しかし保湿性はあまり良くなく、買取ってもらう際に断られることが多いため、注意が必要です。

 

□最後に

今回は、生地による着物の種類についてご紹介しました。
このように、着物にも生地によって、触り心地や季節に合ったものなど、さまざまな種類があります。
この記事が、みなさんの着物選びに役立てば幸いです。

着物の着付けで必要なもの一式についてご紹介します!

着物を自分で着付ける機会のある方はいらっしゃいませんか?
いざ着付けするとなって、足りないものが分かる、なんてことにならないように、あらかじめ着付けには何が必要なのかを知っておくことが大切です。
そこで今回は、着物の着付けで必要なもの一式をご紹介します。

 

□着付けで必要なもの一式

*裾除けと肌襦袢

こちらは、着物を着付ける際に着る肌着です。
肌襦袢が上半身、肌襦袢が下半身の2部式のものもあれば、ひとつながりになったワンピース型のものもあります。
家庭で洗濯することができる綿素材のものが多いため、繰り返し着用することができます。

*長襦袢

こちらは、肌襦袢と着物の間に着るものです。
白だけでなく、様々な色やグラデーション、柄模様があります。
衿元のおしゃれだけでなく、汚れを防止するためにも、半衿を縫い付けます。

*襟芯

ほとんどの着物に使用される襟芯は、長襦袢の半衿に入れて使われることが多いです。

*腰紐

こちらは着付けの際に、必要となる小物です。
3本セットで売っていることが多く、5本程度あれば十分でしょう。

*伊達締め

こちらは、長襦袢の着付けと着物の着付けの最後に締める際に使い、余分な生地を平らにしてくれる役割を持っています。
2本あれば十分だと言われています。

*帯板

帯表面のハリを出すために、帯の下にはめ込む板のことです。
自分で着付けがしやすいように、板にベルトが付いているものもあります。

*帯枕

帯を支えるための小物で、いろんな形がありますが、細長い形が長く使えておすすめです。

*帯揚げ

帯の上から少し見える布地で、帯枕のガーデを隠すだけでなく、帯を装飾する意味合いもあります。

*帯締め

これは固定して崩れないようにするために、帯の下線を締めるものです。

*足袋

着物を着用する際に、必ず履くものです。
白を基調としたデザインが一般的ですが、普段着として着るなら柄物もおすすめです。

□着付けする際にあったら便利なもの

以下で紹介するものは、必須ではありませんが、あればスムーズに着付けができるのでおすすめです。

*補助用品

体型を目立たなくするために必要なもので、パッド類やタオルが使用されます。

*和装用ブラジャー

バストが大きめの方は、和装用ブラジャーを着用することで、バストが小さく平らになり、より美しく着物を着こなせます。

*コーリンベルト

腰紐と同じような役割を果たし、ベルトなので簡単にしっかりと衿元の着崩れを防止できます。

*びょうじめ

伊達締めと同じような役割を果たし、初心者でも使いやすいマジックベルトになっています。

 

□最後に

今回は、着物の着付けで必要なもの一式をご紹介しました。
着物の着付けには色んなものを用意する必要があることをご理解いただけたでしょうか。
中には色や形、素材が選べるものもありますので、自分の好みのものや、着用シーンに合わせて選ぶことをおすすめします。
特に小物類は、種類が多いので、用意し忘れることがあります。
この記事を参考にし、必要なもの一式をメモに書き出し、事前に用意していただけたら幸いです。

着物をクリーニングに出す方へ!料金の相場とは?

着物をクリーニングに出そうとお考えの方はいらっしゃいませんか。
片付けてしまう前にクリーニングに出すことで、大切な着物をきれいな状態で保てます。
着物は普通の洋服とは素材や生地が違うため、どれくらい料金がかかるのかわからず、不安に感じている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、着物のクリーニングにかかる料金の相場ついてご紹介していきます。

 

□着物のクリーニングにかかる料金相場

クリーニングの料金相場は一律ではなく、クリーニングしてもらう店や着物の種類、クリーニング方法によって違ってきます。
そのため、目安の相場として、参考にしていただきたいです。
クリーニング方法には、ドライクリーニングをする京洗い、丸洗い、本洗い、洗い張りといったように、いくつか種類があるため、着物の状態や種類に合った洗い方を選ぶことをおすすめします。
クリーニングの料金相場として、

・留袖の場合、10000〜12000円
・訪問着の場合、8000〜10000円
・振袖の場合、10000〜12000円
・浴衣の場合、4000〜6000円

ほどと言われています。
着物に金糸や銀糸が使用されていれば、特に日数もかかるため、高い金額になります。
さらにシミなど、気になる部分があればオプションをつけることができます。
以下では、そのオプションについてご紹介します。

*染み抜き

直径が1センチ以下で変色していなければ、1500〜2000円、変色していれば2000〜2500円ほどかかります。
直径が長くなるほど、価格は高くなります。
もしシミがついていることに気付いたら、なるべく早く落とすようにしましょう。
着る頻度が高い着物には、あらかじめ撥水加工しておくことで、雨の時でも汚れにくく、染み抜きの料金を節約することにつながります。

*汗抜き

汗はついていても分かりにくいですが、時間が経つと胴裏や襟が変色してしまうことがあります。
クリーニングは生地を傷めてしまうため、年に一回くらいが適切だと言われていますが、汗は長い間放っておくと、特殊な加工をしなければならなくなるため、汗をよくかいたと思う日や、シーズン毎に汗抜きを行うことをおすすめします。
4000〜6000円が相場です。

*カビ落とし

3000〜5000円が相場だと言われています。

*ニオイ取り

8000〜10000円が相場だと言われています。
クリーニング期間は一ヶ月ほどと言われていますが、汚れ次第では、短かったり、もう少しかかる可能性がございます。

 

□最後に

今回は、クリーニングにかかる料金の相場ついてご紹介しました。
着物をクリーニングに出そうとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

美容室で着物を着付けてもらう方必見!着付け料金はどれくらい?

美容室で着物を着付けてもらおうと考えている方はいらっしゃいますか。
着物の着付け方がわからない方は、自分でするよりも美容室でお願いするほうが安心だと思います。
また美容室では、着物の着付けだけでもお願いできますし、ヘアメイクとセットでもしてもらえます。
そんな美容室ですが、初めて利用する方も多いく、どれくらいの料金がかかるのかは気になるポイントですよね。
そこで今回は、美容室で着付けをしてもらう際の、着付け料金についてご紹介していきます。

□美容室の着付け料金

*着付けのみの場合

着付け価格は、美容室や着付けにかかる時間や手間のかかり具合によって違ってくるため、だいたいの相場として参考にしていただきたいです。
特に帯の結び方が大きく影響し、振袖の場合では、豪華で凝った結び方にすると値段が高くなります。
振袖の場合、8000〜11000円ほどになっています。
訪問着の場合、5000〜7000円ほど、浴衣であれば3500〜5000円ほどが相場だと言われています。
着物を着付ける際には、和装ブラを着用しますが、下着の着脱時間を短縮し、持ち帰る時の荷物を減らすためにも、あらかじめ和装ブラを着て美容室に行くことをおすすめします。

*着付けとヘアメイクのセットの場合

ヘアセットもしてもらうと、ショートの場合3000〜5000円ぐらいで、ロングの場合プラスで4000〜6000円くらいかかると言われています。
美容院に行く前からコテで巻いたり、スタイリング剤をつけていくと、理想の髪型にできない可能性があるため、何もしていない状態で行くことをおすすめします。
髪飾りをつける際は、別で買ったもの、レンタルしたものを持ち込む必要があります。
さらにフルメイクもお願いすると、プラスで4000〜5000円かかります。
この場合、メイクはしていかないようにしましょう。
メイクをしていくと、化粧を一度落とすために手間や時間がかかり、その後の化粧ノリが悪くなってしまいます。
セットでお願いすると、ヘアセットやフルメイクの価格が安くなる美容室もあるので、気になる美容室があれば、事前に調べてみてはいかがでしょうか。
またセットでしてもらうことで、当日のスケジュールが整理しやすくるでしょう。
美容室では、ヘアセットやメイクをしてから着付けをするため、上に着る服はボタンなどで開け閉めができる前開きのものを着ていきましょう。

 

□最後に

今回は、美容室で着物を着付けてもらう際に、どれくらいの料金がかかるかについてご紹介しました。
美容室で着物を着付けてもらう際には、この記事を参考にしていただけたら幸いです。

振袖レンタルの流れは?大阪にお住いの方必見です

振袖をレンタルすることが初めての方は、レンタルの流れについて疑問に思うことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、振袖レンタルの一連の流れについてご紹介します。

□振袖レンタルの流れ

振袖レンタルには、来店してレンタルする「ご来店レンタル」と宅配でレンタルする「宅配レンタル」の2種類があります。

*ご来店レンタルの流れ

ご来店レンタルのメリットとしては実際に試着ができる点です。
試着することで、丈感や着心地を確認することができます。
また、WEB上の写真では光の加減によって微妙に色の見え方に差が生じる可能性もあります。
実物を着用したい方におすすめです。
ご来店レンタルの流れは以下の通りです。

1. ご来店や店頭の品の試着はご予約をしないで行っていただけます。

2. お気に入りの商品を選び、お申込みに入ります。

3. お支払い完了後、ご成約となります。

4. 当日は着付け、ヘアメイク等のお仕度をします。

5. スタジオでの撮影も承っています。

6. ご使用後は、ご返却をしてレンタル終了です。

ご使用後のクリーニングは不要です。

*宅配レンタルの流れ

宅配レンタルのメリットは、お店に足を運ばずに振袖のレンタルができることです。
忙しくてお店に足を運ぶ時間がない、家で写真を見ながらゆっくり決めたいという方におすすめです。
宅配レンタルの流れは以下の通りです。

1. 商品選びとお申し込みはWEB上で行っていただきます。

2. お申し込みの後、お申し込み確認メールを当店よりお送りするので、そちらのメールからお手続きを行なっていただきます。

3. お手続きには、メールかFAXでの身分証のご提示が必要になります。

4. 料金のお振込みの後、ご成約完了になります。

5. 商品は、着用日の5日前に発送いたします。

6. ご使用後は、ご返却していただき、レンタル終了となります。
ご使用後のクリーニングは不要です。

*振込と発送について

ネットレンタルの支払い方法は、ゆうちょ銀行への振込になります。
着用日の5日前の注文の方は、代引引換のみの決済となります。

商品は、着用日の5日前に当店から発送いたします。
ご予約完了次第、配送用のお問い合わせ番号をお知らせいたします。

□さいごに

今回は、振袖レンタルの一連の流れについてご紹介しました。
初めての振袖レンタルを満足に終わらせるためにも、流れを知っておくことは役に立ちます。
ぜひこの記事を参考に、納得のいく振袖選びにお役立てください。
レンタル着物別嬪では大阪を中心に着物レンタルを行っております。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。

着付けに必要なものとは?大阪の振袖レンタルについて!

振袖のレンタルを検討している方は、振袖を着付けする際に必要なものは何だろうと疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
振袖は、必要な小物や作業も多く、難しく感じてしまいますよね。
そこで今回は、振袖を着付けする際に必要なものを紹介します。

□振袖の着付けに必要な和装小物

*腰紐

着物や振袖の着崩れを防ぐために腰の周りに巻く、布でできた紐のことを言います。
着付けの際には一般的には3本~5本使用します。

*衿芯(えりしん)

長襦袢の衿のラインを美しく見せるために使うのが衿芯。
衿芯は長襦袢の半襟の内側にいれ衿に張りをもたせます。

着物も洋服も襟元が美しいのはおしゃれの基本ですね。

*帯板

帯にシワが寄っているとせっかくの着物も見栄えが悪くなってしまいます。
この帯のシワを防ぐのに使用されるのが帯板です。
帯の下に入れる前板と後ろに入れる後板に分類されます。

*帯枕

帯の形を補助してくれるのが帯板です。
袋帯での二重太鼓や飾り結びに用います。
お太鼓のボリュームを左右し雰囲気を演出してくれるので、様々な使い分けが可能です。

*伊達締め

腰紐に加え、長襦袢の上から腰の周りに巻くのが伊達締めです。
腰紐だけでは崩れやすいので伊達締めを使用します。

*和装ベルト

伊達締めと用途は同じで、着崩れ防止のために用います。

*三連紐

振袖の袋帯で飾り結びをする際に使用します。

*着物クリップ

クリップは帯などを抑えておくのに役に立ちます。
着付けをする際にあると便利です。

*足袋

着物用の靴下です。

□振袖の衿

*重ね衿

着物の襟に直接重ね、外から見て重ね着をしているように見せるのが目的です。
着物と半襟の間に入れて使用しますが、使用すると色を一色加えることができるため見栄えが格段に良くなります。
生地の厚みは半襟よりも厚く、柄も華やかなものが多く売られています。

*半襟

半襟は、すべての着物に必要なものです。
衿芯を入れることで綺麗な衿を作ることができます。
もともと汚れの防止として取り入れられましたが、明治以後からはオシャレの要素としても次第に高まってきました。

□さいごに

今回は、振袖を着付けする際に必要なものについてご紹介しました。
ぜひこの記事を参考に、着付けに必要なものを揃え、自信の着付けにお役立てください。
私たちレンタル着物別嬪では、大阪を中心に着物のレンタルを行なっております。

レンタルをご希望の方や、着付けを依頼したいという方は、ぜひお問い合わせください。
お待ちしております。