着物の紋とは、家紋を入れないといけないの?数による違いは?

「着物の紋の数って決まりがあるの?」
「自分の家紋でない着物を着てもいいの?」
このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
着物を普段から着ない人は、紋についての知識があまりないですよね。
紋にどんな決まりがあるのか、知らない方も多いかもしれません。
今回は、着物の紋の意味と選び方について紹介します。

□着物の紋とは

着物の紋は着物の格を決める重要な要素の1つです。
紋は種類が豊富で、その数は2万種を超えると言われています。
種類が多い上に、それぞれ意味も異なるので、着物を選ぶ際には注意をしなければいけません。
ここからは、紋を選ぶ際に重要な要素である、紋の数による違いや紋の種類の選び方について詳しく紹介します。

□紋の数

着物の紋の数は「無紋」「一つ紋」「三つ紋」「五つ紋」の4つの種類に分けられます。
これは、紋の数が多くなるにつれて、格式が高くなっていくと言われています。
一つ紋の場合、背中の1箇所に紋が入っており、準礼装や略礼装用といて用いられることが多いです。
三つ紋の場合は、背中に1箇所と両胸に2箇所の紋があります。
これは、訪問着として用いられることが多いです。
五つ紋の場合は、背中に1箇所、両胸に2箇所、両後袖に2箇所の紋があります。
これは、最も高い格式の正礼装として用いられることが多いです。
このように、紋の数により着物の格式が変わってくるので、シーンに合った紋の数を選べるようになると良いでしょう。

□自分の家紋でなくてもいいのか

着物の紋というと、自分の家紋を入れるものだと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
着物に入れられる紋は、基本的には家紋になっており、昔から自分の家系や血統を表すために用いられてきました。
しかし、江戸時代頃からは一般庶民でも紋が使えるように、誰でも使える「通紋」というものができました。
これが、着物の紋で入れられているものも多く存在するので、必ず自分の家紋を入れなくてはいけないという決まりはありません。

□まとめ

今回は着物の紋の意味と選び方について紹介しました。
着物の紋がどのような意味を持っているのか、お分かりいただけましたでしょうか?
紋の入った着物をレンタルする際には、紋の数に気をつけるようにすれば良いでしょう。
当社では様々な種類の紋入りの着物を取り扱っています。
訪問着の購入を迷っているという方は、レンタルすることをご検討してみてはいかがでしょうか。

成人式の振袖の選び方は?色選びのポイントを紹介

「成人式に着ていく振袖を決めたいけれど、どうやって選んだらいいのか分からない!」
「どんな色の振袖が似合うのか分からない!」
このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
成人式は一生に1度の機会なので、振袖選びは慎重になってしまいますよね。
その中でも、振袖の色は印象を大きく左右するので悩んでしまう方も多いかもしれません。
今回は、振袖の色の選び方について紹介します。

□体型に合う振袖の色

振袖の色の選び方の1つは、自分の体型に合う色を選ぶということです。
それぞれの身長や体格によって、その魅力を増すだけでなく、コンプレックスと感じている部分も魅力へと変えてくれます。
では実際に、身長と体格に分けて似合う色を紹介します。

*身長によって似合う色

身長の高い人は濃い色の振袖が似合うとされています。
身長の高い人が濃い色の振袖を着ることで、シャープで大人っぽい印象を与えることができます。
逆に身長の低い人は明るい色や淡い色の振袖が似合うとされています。
明るい色や淡い色は可愛らしさを引き立ててくれる効果があるので、身長の低い人の魅力をひきたててくれます。

*体格によって似合う色

細い体格の人は、ピンクやオレンジの暖色の振袖が似合うとされています。
暖色は、ふくよかで優しい印象を与えてくれます。
女性らしさをより際立てたい人は、暖色の振袖を着ることをおすすめします。
ふくよかな体格が気になる方には、暗く濃い色の振袖がおすすめです。
暗く濃い色によって、引き締まってキリッとした印象を与えることができます。

□振袖の色による印象

次に、振袖の色が与える印象について紹介します。
まず、白やベージュなどの薄く明るい色は、清楚な印象を与えてくれます。
帯や小物にアクセントカラーを入れたい場合は、他の色の振袖よりも印象的にすることができるのではないでしょうか。
クールで大人っぽい印象を与えたい場合は、青や緑、黒といった、暗くて濃い色がおすすめです。
暗く濃い色は、先ほど述べたように引き締まった印象を与えてくれるので、そういった印象を与えたい人にもおすすめです。
他にも、紺や紫は知的な印象、赤は正統派の振袖の印象を与えてくれるといったことも知っておくと色を決める際の参考になるのではないでしょうか。

□振袖レンタルをおすすめする理由

振袖の色を決められない方の中には、選んだ色の着物を購入しても、長い年月着ることができないかもしれないという不安がある方もいるかもしれません。
着物は一生ものと言われるほど丈夫でしっかりとしたつくりになっている反面、年月が経つと、似合う色や色の好みが変わってしまうこともあります。
そのような不安がある方には、振袖をレンタルすることをおすすめします。
振袖をレンタルすることで、着る機会ごとに違った着物を選ぶことができるので、そういった不安はなくすことができるのではないでしょうか。

□まとめ

今回は、振袖の色の選び方を紹介しました。
あなたに合った振袖の色はお分かりいただけましたか?
当社では様々な種類のレンタル着物を取り扱っています。
振袖の購入を迷っているという方は、振袖レンタルを検討してみてはいかがでしょうか。

留袖に適した草履・バッグの選び方を徹底解説!

「留袖を着ることになったが、草履とバッグの選び方が分からない!」
「シーンによって草履とバッグを使い分けたい!」
このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか。
留袖をあまり着たことがない人は、どんな基準で選べばいいか分からないですよね。
大切なシーンで着用することが多い留袖は、きちんとルールを知っておきたいのではないでしょうか。
今回は、留袖に適した草履とバッグの選び方を紹介します。

□色の選び方

小物の色は、留袖に限らず決めるのが難しいですよね。
留袖に適した草履とバッグの色を決める際のポイントは、「金」、「銀」を基調とした色を選ぶことです。
黒留袖の場合、「金」、「銀」を基調とした小物によって、華やかさ、上品さ、高級感を演出することができます。
また、「白」を基調としたデザインも同じ理由でよく使われています。

□素材の選び方

素材も、色と同じように悩む要素の1つではないでしょうか。
留袖用の草履とバッグには、エナメルや革、帯地など、多くの素材でつくられたものがあります。
この中で、どの素材を選べば良いのでしょうか。
基本的には、素材は自分の好みのものを選ぶと良いとされています。
ただ、それぞれの素材で特徴があるので、シーンに合った素材を選ぶのも良いかもしれませんね。
例えば、エナメル素材の草履とバッグは、つるんとした表面によって、高級感と上品さを同時に演出してくれます。
帯に使用されるようなデザインが取り入れられている帯地のものは、華やかさをより引き立ててくれます。
こういった特徴を意識して、草履とバッグの素材を決めると良いでしょう。

□留袖と草履・バッグをセットでレンタルできる

留袖はレンタルすることができると知っていますか?
当社では、留袖のレンタルと一緒に、草履とバッグをレンタルすることができます。
レンタルの際には、それぞれの留袖に適した草履とバッグを、豊富な種類の中からお選びいただけます。
専門家によって、どのようなものを選べばいいのかのご相談も承っております。
また、留袖はご自分で持っていらっしゃるという方には、草履とバッグのみのレンタルをして頂くこともできます。

 

□まとめ

今回は、留袖に適した、草履とバッグの選び方を紹介しました。
どのような小物を選べば良いのか、お分かりいただけましたか。
当社では様々な種類の留袖、それに合った草履、バッグを取り扱っています。
留袖や小物の購入を迷っているという方は、レンタルをすることをご検討してみてはいかがでしょうか。

振袖をレンタルしよう!購入と比較したメリット、デメリット

振袖を購入したいけれど、レンタルも魅力的で悩んでいるという方はいらっしゃいませんか?
振袖を持っていない方は、どちらの方が自分に合っているのかは気になりますよね。
振袖のレンタルは購入と比較すると、多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
そこで、今回はレンタルのメリットとデメリットについて、購入する際と比較して紹介します。

□メリット

*手軽に楽しむことができる

振袖をレンタルすることで、手軽に振袖を楽しむことができます。
振袖を購入すると手間がかかるのが、劣化を防ぐためのメンテナンスや保管場所の確保です。
振袖レンタルの場合、こういった心配はありません。
また、振袖を購入するには数万円から数十万円が必要です。
レンタルの場合、1日数千円で借りることができるので、着る機会の少ない方はレンタルの方が気軽に振袖を楽しむことができるはずです。

*豊富な色や柄からレンタルできる

様々な種類の振袖から、毎回違った振袖を選ぶことができるのも、振袖レンタルのメリットの1つです。
色や柄など、その日の気分に合ったものを選び、より振袖の魅力を楽しむことができます。
また、振袖に詳しい方に振袖を選んでもらうことや、その年の流行を教えてもらうことができるので、どんな振袖を選んだらいいのか分からないという方にもおすすめです。

□デメリット

 

*自分の身体に合ったものを見つけにくい

レンタル振袖で貸し出しをしている振袖は、平均的な体格に合ったサイズのものが多いです。
振袖は自分の身体にフィットしたものの方が、着姿が美しいと言われています。
レンタルでは、自分の身体にぴったりの振袖を見つけることは難しいかもしれません。

*時間制限がある

振袖のレンタルの場合、返却の期限があります。
その期限以降は振袖を楽しむことはできません。
例えば、観光をしていてまだ振袖で行きたいところがあるのに、返却の時間になってしまった場合は、観光を諦めて振袖を返却しなければいけません。
また、レンタルをしている間は常に返却の時間のことを意識してしまい、思うように楽しむことができないかもしれません。
その点では、自分の振袖を持っていると時間を気にせずに楽しむことができるでしょう。

□まとめ

今回は、レンタルのメリットとデメリットについて、購入する際と比較して紹介しました。
それぞれ、どのような特徴があるのかはお分かりいただけましたか?
レンタルはデメリットもありますが、メリットが多く、とても魅力的です。
振袖の購入を迷っている方は、レンタルの振袖をご検討してみてはいかがでしょうか。

大阪で訪問着を探すなら|いつ着るのか解説します!

「訪問着を持ってはいるけどいつ着れば良いのかわからない」
こういう方が多いのではないでしょうか。
せっかく持っていても、着ないから売るか、誰かにあげようとしている方もいますよね。
そんな訪問着を着られるイベントや行事があるのをご存知ですか?
そこで今回は、皆さんに訪問着を着るべき行事やイベントと、着るべき理由を詳しく解説します。

□着るべき行事やイベントは?

*結婚式

訪問着は準礼装着なので、結婚式に着て行っても問題ありません。

・親族の場合
花婿と花嫁の母親や、叔母が結婚式に出席する際は、留袖か振袖が適しています。
・招待された場合
友人や知人が結婚式を開く際は、訪問着を着て行くと良いです。
現代的な模様の訪問着でも問題ないですが、出席する際は、一つ紋か三つ紋付きの訪問着で行くことをオススメします。
古典的な柄の訪問着は、年配の方からも喜ばれるので、結婚式に訪問着を着てみてはいかがですか。

*お宮参り、七五三

昔はこういう行事で黒袖を着ることが主流だと考えられていましたが、最近では訪問着を着る方が増えてきています。
古典柄で品格がある色の訪問着にフォーマルな帯や足袋を合わせると良いです。
せっかくのお子様のお宮参りや七五三に訪問着を着てみてはいかかですか。

*入学式、卒業式

入学式と卒業式は、子供が主役ですよね。
そこに親が派手な服装を着てしまうと、目立ってしまうため、ふさわしくありません。
そういった行事には、落ち着いた柄で上品な訪問着が向いています。
また、これらの行事は春に行われるので、その季節に合う淡い色がオススメです。

*お茶会

古典的で落ち着いた訪問着は、茶事のような正式なお茶会に適しています。

*観劇・お食事会・園遊会・祝賀会

訪問着は、こういった場面にも適しています。
訪問着の種類には、落ち着いたものだけでなく、華やかなものもあります。
作家物の着物など趣向にとんだ珍しい柄が入っている訪問着もあるので、自分の個性が出る訪問着を着て楽しんでください。

□新年のあいさつ

昔から、新年のあいさつには、着物を着る習慣がありますよね。
その際は、訪問着でも大丈夫です。
柄は、華やかで明るい訪問着が好ましいです。

□まとめ

以上、訪問着を着るべき行事やイベントと、着るべき理由を詳しく解説しました。
知らない方が多いですが、訪問着はあらゆる場面で着られるので良いですね。
せっかく訪問着を持っているなら、上記の行事に参加する際は着てみてはいかがですか。

大阪で訪問着を探している方|着付けにかかる時間を解説します

「訪問着の着付けには、どれくらい時間が必要か知りたい」
「着付けの費用はどれくらいか知りたい」
こういう方は多いのではないでしょうか。
着るからには、時間と相場を把握しておきたいですよね。
そこで今回は、皆さんに訪問着の着付けにかかる時間と相場について詳しく解説します。

 

□着付けにかかる時間は?

メイクや髪形まで依頼する場合は、1時間30分ほどかかります。
また、訪問着の着付けのみの場合は、大体30分で終わります。
しかし、帯結びを変わり結びにするなら40分を目安にしてください。
訪問着を持ち込んで着付けする際は、たくさんのものが必要です。
必要なのは、着物、帯、バッグ、草履、足袋、着物スリップまたは肌襦袢(はだじゅばん)と裾よけ、半襟付き長襦袢、襟芯、腰ひも5本、タオル5本、伊達締め2本、帯板、帯枕、帯締め、帯揚げ、三重仮紐、伊達襟です。
お店によっては、着付けのみの注文を受け付けていないこともあります。
しかし当社では、着付けのみの場合でも可能なので安心してください。

□着付けにかかる費用

一般的に訪問着の着付けをする際の相場は、5000円ほどが目安になります
当店ではレンタル頂いた場合はお着付け料金が無料となります。
訪問着のレンタル価格は、フルセットの価格をランクごとに決めています。
A~Eランクまであり、8000円~30000円ほどです。
メイク込みの場合は、フルセットの価格に追加で3000円かかります。
また、ヘアセットとメイクを込みにすると、フルセットの価格に追加で6000円必要です。
ランクがあると、自分の予算に合った訪問着を選べるので便利ですね。

□注意点

一般的に訪問着の着付けは、基本プロの方がしてくれます。
しかし、中には見習いの方がする場合もあるので、必ずしも完璧にしてくれるとは限りません。
帯の結びがきついと感じたときは、すぐに着付け師に伝えて下さい。
着付けが終わった後だと、直してくれない場合がほとんどなので注意しておきましょう。
髪形をセットしてもらう場合は、脱ぐ際に頭に接触しない前開きの服を着ることをオススメします。
また、メイクを依頼する際は、化粧水で整える程度にして行ってください。

□まとめ

以上、着付けにかかる時間と相場について詳しく解説しました。
訪問着は、入学式や結婚式など重大なイベントに着て行くことが多いですよね。
少しでも綺麗に見せるために、業者に着付けの依頼をしてみてはいかがですか。
当社では、経験の多いベテランの着付け師が着付けのみの注文も受け付けております。
興味がある方は、ぜひ一度連絡してください。

大阪で訪問着を探している方必見|年齢ごとに着こなし方を紹介

「訪問着の着こなし方がわからない」
「若い人が着こなすにはどうしたら良いのかわからない」
こういう方が多いのではないでしょうか。
せっかく訪問着を着るなら、きちんと着こなしておきたいですよね。
そこで今回は、皆さんに20代、30代、40代以上のそれぞれの年代別に着こなし方法を詳しく解説します。

 

□色選びの基本

どの服にも共通して言えることですが、訪問着の色を選ぶ際は、実際にお店で試着をして、自分に一番似合う色を選びます。
それから、自分の帯や小物に合うかどうかを確認します。
もし長く着ることを考えているなら、落ち着いた色の訪問着を選んで、小物と帯の色を派手にすると良いです。

□20代

20代の方には、柄が多くて華やかな訪問着がよく似合います。
柄が吉祥文様や古典柄の訪問着は、結婚式にも着て行けるのでオススメです。
パステルカラーの訪問着は明るいため、年寄りの方よりも、若者が着こなすのに適しています。
20代だと若さがあるため、それに派手なものを付け加えると、周りに明るい印象を持たせられるので良いですね。

□30代

30代の方には、彩度の低いピンクや水色など、少し落ち着いた色の訪問着がオススメです。
結婚式などフォーマルな行事に参加する際は、帯揚げを華やかな色にすると、明るい印象があるので良いです。

□40代以上

40代以上の方には、落ち着いた色の訪問着が適しています。
紫系、水色系、緑系の淡色の訪問着だと、地味さが強調されず、長い間着られます。
グレーの訪問着は、地味すぎるため、ブルーグレーのような少し明るい色が入った訪問着が良いです。
模様は、上品さを見せるために、小さめの柄を選ぶことをオススメします。

□帯の結び方

帯の結び方に関しては、年代別というよりは、種類と行事ごとによって変えたほうが良いです。

*結婚式

結婚式に袋帯を選ぶ際は、二重太鼓がオススメです。
二重太鼓には、喜びが重なり合うという意味があるので、めでたい行事にはピッタリです。

*名古屋帯

名古屋帯を品格のある訪問着に合わせる際は、一重太鼓がオススメです。
また、名古屋帯をオシャレに着こなす場合は、ふくら雀が良いです。
特にふくら雀は、若者によく似合う結び方なので、20代の方にはピッタリです。

□まとめ

以上、皆さんに20代、30代、40代以上のそれぞれの、年代別に着こなし方法を詳しく解説しました。
訪問着を選ぶ際は、ぜひ上記の内容を参考にしてみてください。
訪問着を着て行ける行事は、多いので、ぜひこの機会に訪問着を選んでみてはいかがですか。

大阪で訪問着を買うなら|帯の選び方を紹介します

「帯の選び方が知りたい」
「帯に合う着物の色が知りたい」
こういう方はいらっしゃいませんか?
着物のような和風の服を着る際に、帯選びはとても重要ですよね。
着物の色に合った帯にするだけで印象も変わります。
そこで今回は、皆さんに着物の色と帯の合わせ方について詳しく解説します。

□帯は3本持っておこう

一つの着物に対して、少なくとも3つ帯を持つことをオススメします。
理由は、帯を変えるだけで印象が変わるからです。
また、帯を複数持っておくと、行事ごとに合う雰囲気の着物が着られるので良いです。
わざわざ着物を買い替えなくても良いので、便利ですね。

□着物と帯を合わせるには?

*着物と帯には格がある

着物には、普段着として着られるものと、結婚式や茶会などの正装として着られるものがあります。
それに合わせて、帯も選ぶ必要があります。
着物の場合は、染めの着物の方が品格が高いです。
対して帯の場合は、染めの帯よりも、織の帯の方が格が高いです。
この二つのバランスを保つことが、着物を着る上でとても重要です。
訪問着を着る際は、糸錦の袋帯、名古屋帯、唐織の袋帯などがオススメです。

*同系色で合わせる

着物と帯を同系色で合わせると、雰囲気が落ち着くのでオススメです。
例えば、着物を濃い目のピンクにするなら、帯は薄いピンクで合わせると良いです。
色の強弱をつけたり、帯揚げや帯締めも同系色にしたりすると、落ち着いた印象になるのでオススメです。

*反対色にする

より個性を出したい方は、着物と帯を反対色にすることをオススメします。
例えば、青色の着物を着るなら、帯は黄色にすることです。
センス次第で見た目が変わるので、反対色を使うのは難しいです。
しかし上手く使えると、個性が出て目立つのでオススメです。
コツは、帯揚げや帯締めを帯と同系色にしたり、着物や帯の柄の一色から選んだりすると良いです。

*帯柄を派手にする場合

帯を派手にする場合の着物は、無地がオススメです。
例えば、帯の柄は何色も入った色にして、着物は無地のものを選びます。
そうすることで、帯の柄が強調されて、見た目もすっきりします。

*着物の柄の一色を使う

柄の一色に帯を合わせると、見た目が良くなります。
着物の全体に柄が入っている場合にオススメです。

□まとめ

以上、皆さんに着物の色と帯の合わせ方について詳しく解説しました。
着物だけでなく、帯の色や柄でも印象が変わるので、帯選びはとても重要ですね。
着物の帯を選ぶ際は、ぜひ上記の内容を参考にして自分に合うものを選んでください。
当社では、訪問着や帯をレンタルしているので興味がある方はぜひ連絡してください。

訪問着を着る方必見|草履とバッグの選び方を紹介します

「着物を着る際に、どのバッグと草履を選べば良いのか分からない」
「行事に合う草履とバッグが分からない」
こういう方はいらっしゃいませんか?
着物だけでなく、草履やバッグも印象を良くするには重要です。
せっかく身に着けるなら、自分の着物に合うものを選びたいですよね。
そこで今回は、着物に合わせる草履とバッグの選び方について紹介します。

 

□黒留袖か色留袖を着る場合

この種類は、格が高いため、結婚式などのお祝いの場に着て行くことが多いです。
そういう場合は、金、白、銀色のバッグと草履が適しています。
これらの色の組み合わせは、着物をより目立たせるのでオススメです。
バッグは、デザインが統一されている礼装用のものが無難です。
赤や黄色などの明るい色を取り入れたい気持ちは分かりますが、これらの着物に合う色にはルールがあるため、それに従ってください。

□訪問着を着る場合

この種類は、結婚式や子供の入学式、卒業式などのフォーマルな行事に加えて、パーティーなどのカジュアルな行事でも着て行けるので便利ですよね。
草履を選ぶ際は、ピンクやクリーム色など、訪問着や帯と似た色にしても問題ありません。
しかし結婚式には、金色か銀色の草履とバッグが向いているので覚えておきましょう。
草履の色が淡い色ほどカジュアルな場面に履くことが多いです。
また、草履台が高いほどフォーマルな場に適しています。
結婚式に出席する際は、5~6センチが好ましいです。
フォーマルな行事には、礼装用のバッグがオススメです。
デザインは、佐賀錦のものや、クラッチタイプのものにすると良いです。

□振袖を着る場合

この種類は、非常に格が高く、大学の卒業式や成人式に着ることが多いです。
したがって、草履とバッグは、できるだけ同じ素材のものが好ましいです。
コーディネートに自信がある方は、自分の好みで選んでも良いです。
しかし初心者の方は、セットのものを選ぶと失敗しないので参考にしてください。
色は、振袖と帯に合う色にしてください。
例えば、金色をベースとした振袖にするなら、草履とバッグも金色で合わせます。
また柄に関しても、古典的な柄の着物には、古典柄の草履とバッグを選ぶと、見た目に統一感があるのでオススメです。

□まとめ

以上、着物に合わせる草履とバッグの選び方について紹介しました。
ぜひ上記の内容を参考にして、自分に合う草履とバッグを選んでください。
コーディネートに自信がない方は、店の担当の方に聞くと、自分の着物に合うものを選んでくれるのでオススメです。
当社では、様々な種類の着物をレンタルしており、着付けのみの場合も対応しております。
興味がある方は、ぜひ一度連絡してください。

大阪で着物を買うなら|訪問着と留袖の違いを解説

「訪問着と留袖の違いを知りたい」
「訪問着と留袖に適している行事が知りたい」
こういう方はいらっしゃいませんか?
同じ着物でも、種類によって着ていける行事や特徴が違います。
そこで今回は、皆さんに訪問着と留袖の違いを詳しく解説します。

□訪問着と留袖に違いはあるのか?

訪問着と留袖は、色や柄が似ているものが多く、違いがわからない方が多いですよね。
しかし、訪問着と留袖には、模様の位置や格式、着られる場面などにおいて違いがあります。

□模様の位置

留袖は、上半身の裾だけに模様があります。
それに対して訪問着は、肩から裾にわたって模様が入っています。
これを意識すると、パッと見ただけで、この二つの区別ができるので覚えておいてください。

□格式

留袖は、訪問着よりも格式が高いです。
留袖には、黒留袖と色留袖の2種類あり、留袖は紋の数によって格式が決まります。
色留袖に5つ紋が入っている場合は黒留袖と同格になります。

□着る場面

*留袖

留袖は、格式の高い礼装のため、結婚式の主催者側や叙勲の授賞式に着て行きます。
自分の息子や兄弟姉妹が結婚する際は、黒留袖を着ることが多いです。
知人や友人の結婚式に出席する際は、色留袖を着て行くことがほとんどです。
黒留袖が結婚式の主催者側の既婚者が着るのに対して、色留袖は、結婚式などのゲスト側でも着られるのでご参考にしてください。

*訪問着

訪問着は、結婚式や卒業式などのフォーマルな場面だけでなく、パーティーなどのカジュアルな場面にも適しています。
また、若者から年寄りの方まで着こなせます。
留袖よりも幅広く着られるのが特徴です。

□着物の仕立て

留袖は、訪問着とは違って、比翼仕立てという方法で仕立てます。
比翼仕立てとは、着物の衿、袖口、裾、振りなどの見えやすい部分に白い布を付けることです。
そうすることで、白い重ね着を下に着ているように見せかける仕立てです。

□着付け

留袖は、裾除けから小物までを全て白色で合わせないといけません。
それに対して、訪問着は、裾除けや小物を着物に合わせた色にできます。

□まとめ

以上、皆さんに訪問着と留袖の違いを詳しく解説しましたがご理解いただけたでしょうか。
訪問着と留袖は似ていても、実際に着られる場面が異なることもあるので、上記の内容をきちんと把握しておいてください。
当社では、訪問着や留袖などの着物を用意しております。
興味がある方は、ぜひ一度連絡してください。