振袖をレンタルするメリットとは?|大阪で振袖レンタルなら「別嬪」

成人式が近づいてくると考えなければいけないのは振袖の準備が挙げられます。
この振袖については、購入したほうがいいのでしょうか。
それともレンタルで用意したほうがいいのでしょうか。
今回は大阪にお住いの方に向けて、振袖を購入するときとレンタルするときのメリット・デメリットについてご紹介します。

□振袖とは

振袖は着物の1種であることをご存知ですか?
振袖は未婚の女性が着る和装の着物の中でも、最も格が高いとされている着物です。
ほかの着物と比べてみると、袖が長くなっているという特徴があります。
その中でも振袖にはさまざまな種類があります。

*大振袖

大振袖は振袖の中でも最も格式が高いとされています。
大振袖はその名の通り、最も袖丈が長く、114cm前後もあります。
デザインの種類も豊富で華やかに見せてくれます。

*中振袖

振袖の中でも大振袖につぐ格式を持っており、振袖の長さは100cm前後です。

*小振袖

小振袖は袖丈が85cmくらいで振袖の中でも最も短く、動きやすいことが特徴です。

これで振袖の種類は分かっていただけたと思います。
それでは振袖はレンタルでそろえた方がいいのでしょうか。
それとも購入したほうがいいのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットを解説します。

□購入のメリット

振袖を購入するメリットはやはり着たいときに何度も着られるという点です。
さらに、身近な近親者に貸すこともでき、また将来に子や孫の代まで受け継ぐことができます。
2回以上着る機会があれば、購入のメリットはあるでしょう。
また、記念として残しておきたいとお考えの方や上記で説明した振袖の種類をこだわりたい方におすすめです。

□購入のデメリット

購入する際に最もネックになるのが費用の面です。
振袖は高価なものが多いので、お金に余裕がないと、振袖の購入は難しいでしょう。
また、振袖はクリーニングや染み抜きなどの手入れが必要になるので、そのようなメンテナンスをしないといけないという手間もデメリットの1つです。

□レンタルのメリット

振袖をレンタルするメリットはやはり購入に比べ、費用が低いことです。
成人式のみで今後使用することがないのなら、レンタルで借りる方が非常に多いです。
また、振袖を購入した際のデメリットである面倒な手入れなども、レンタルの場合必要がありません。

□レンタルのデメリット

振袖をレンタルする際のデメリットは、レンタルする際しか着ることができないこと、自分の好きな柄の着物がレンタルできるとは限らないことが挙げられます。

□まとめ

振袖の購入、レンタルにはそれぞれメリットデメリットがあります。
それぞれを比較してご自身に合う形で振袖を選んでくださいね。
大阪で振袖のレンタルをお考えの方は、大阪市中央区東心斎橋で営業する「別嬪」をご利用くださいませ。

振袖に合う草履を選ぶポイントとは?徹底解説します!

成人式の準備といえば振袖や髪形のことを思い浮かべる方も多いですが、忘れてはいけないのが「草履」なのです。
いくら美しい振袖を着て、華やかな髪型にしてもらっていても、足元の草履のサイズが合っていなかったり、歩きにくかったりすると、良い思い出が台無しになってしまいます。
そこで今回は、振袖にはかかせない草履を選ぶポイントについて解説していきます。

□草履のサイズ

振袖の草履のサイズを選ぶポイントは、かかとが草履から少し(1cmくらい)出ていることが一番美しく見えるとされています。
しかし、普段から草履を履いていない方にとっては、この少し小さめのサイズの草履はかかと部分を痛めてしまったり、疲れたりしてしまうようです。
そのため、草履を履きなれていない人は足のサイズにちょうど合う草履か、ほんの少しだけかかとが出るくらいのサイズで選ぶとよいでしょう。
また、草履のサイズに関しては大きすぎると不格好に見えてしまうのでよくありません。
実際に試し履きをしてみて、自分の足のサイズに合わせて、履きやすいサイズを選ぶのが一番です。

□草履の高さ

基本的に振袖と一緒に着るような草履は、かかと部分が高ければ高いほど格式が高いとされています。
これは、昔は草履を高くするのには複雑で熟練の技術が必要だったからということがあったからです。
振袖に合わせるならかかとの高さが5~6cm程度のものが一般的とされています。
しかし、履き慣れていないものを成人式当日だけ履くことは難しいかもしれません。
そのため、無理のない高さを選ぶようにしてください。

□草履の生地

草履は基本的に台と呼ばれる足の面がつくパーツと鼻緒からできています。
成人式の場合、これらのパーツが振袖と同じような柄や色の構成のものを選ぶと無難です。
少し豪華にするのなら佐賀錦などの布でできたものを使用するとよいでしょう。
エナメルの草履は、派手さがあまりなくシンプルな印象を与えてくれます。
また高さがあると、幅広く合わせることが可能です。
エナメル素材は汚れにくく手入れが簡単ということや、成人式など以外でも使える機会が多いということ、また柄もシンプルなものが多いので飽きがこないということから多くの場面で使いやすいでしょう。

□まとめ

成人式には振袖と同じくらい、草履も非常に重要なアイテムの一つです。
草履を選ぶ際は、振袖の柄、サイズ、素材などのポイントを押さえてご自身に合うような草履を選んでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

袴をレンタルするときの一式の中身とは|大阪の着物レンタル「別嬪」

卒業式などで袴が必要になる場合もあるかと思います。
袴をレンタルする際の一式にはどのようなものが含まれているのでしょうか。
今回は、袴をレンタルする際の一式の内容と袴の選び方についてご紹介します。

□袴とは

そもそも袴は、下半身を覆うものであって、着物のうえに着て腰から下を覆うような構造になっています。
袴にもさまざまな種類があり、男性用と女性用にも違いがあります。
袴というと下半身だけですが、卒業袴には上半身の着物など一式を含めている場合が多くなっています。

では、袴をレンタルする際にはどのようなものが含まれているのでしょうか。
大阪で卒業袴のレンタルを行っている別嬪における卒業袴の一式のセットを見ていきます。

□卒業袴に含まれるもの

*着物

卒業式などで着る際の着物には振袖や小袖の着物が着られます。
上半身に着る着物は卒業袴の場合、袖丈が2尺である小振袖がよく選ばれています。
小振袖は振袖と比べてみても動きやすく、取り回しが良いという利点があるのです。
小振袖も華やかな印象を与えることができるので、非常に魅力的です。

*袴

着物と同様に卒業袴の主役といえます。
日本の伝統的なデザインをあしらったものや、大正時代のレトロなデザイン、現代的なものでいうとレース素材が使われていたり、洋風の刺繍が入れられていたりするものもあります。
お好みのデザインを選びましょう。

*半幅帯(はんはばおび)

半幅帯は着物を着る時に締める帯のことです。
見えるのはワンポイントですが、全体の印象を変えるアイテムです。
着物や袴の色に合わせて半幅帯も選びましょう。

*筒袖襦袢(つつそでじゅばん)

筒袖襦袢とは袖の部分が筒状になっており、袖の長さを気にせず着用できる襦袢のことです。

*衿芯(えりしん)

襦袢の襟に差し込んで使うことで着物を着たときに襟をきれいに見せてくれるものです。

*重ね衿

着物の衿に重ね着物を重ねてきているように見せるものです。差し色にもなりコーディネイトの幅が広がります。

*腰ひも

腰に巻くことで着物の形を整えるという役割があります。
このほかにも形を整えるアイテムである伊達締めや帯板も袴のレンタルの一式には含まれています。

□まとめ

卒業袴は袴だけでなく、さまざまなパーツに分かれていることをご理解いただけたでしょうか。
袴を着るときはなんらかの晴れ舞台であることが多いです。
レンタルをお考えの際はできるだけ早めに問い合わせをした方がよいでしょう。
これらを一式でレンタル希望の方はぜひ大阪府大阪市東心斎橋で営業する着物レンタルの別嬪をご利用くださいませ。

成人式の準備はいつから始める?前撮り、振袖レンタルについて

高校を卒業すると成人式用の振袖のレンタル会社や着物屋さんからダイレクトメールなどが届き始めます。
高校を卒業して親元を離れることになる場合は親子で話せる機会も減ってしまい、準備もしにくいので、早めに考えておいた方がよいでしょう。

とはいっても成人式を迎えるにあたって、準備というのはいつから始めるのがいいのでしょうか。
今回は成人式の前撮りの予約はいつからしておくべきなのかといったことや、振袖のレンタルショップの選び方、また振袖の選び方などをお伝えしていきたいと思います。

□振袖について

成人式で振袖を着ようと思うと、まずレンタルするのか購入するのかで迷うかと思います。
ただ、振袖を着る機会がそれほど多くないのならレンタルで借りるのが無難です。
レンタルだと値段を抑えられますし、着物の保管にかかる手間も省けます。
長期的に保管する自信がない場合もレンタルにすることがおすすめです。
どこの店でレンタルするのかを決めておいて、早めに問い合わせてみるとよいでしょう。

□前撮り

成人式当日は朝に着付けを行い、2次会などもあって基本的に時間的な余裕があまりありません。
しかも、成人式当日に天気が悪いときれいな写真が撮れないこともあります。
そういった場合であっても、前撮りを行っておくと、成人式当日の髪形のアレンジなどのリハーサルにもなりますし、思い出として残しておくことも可能になります。

そんな成人式の前撮りですが、いつから予約すればいいのでしょうか。

一般的に言うと、成人式前の秋に前撮りを行う人が多いようです。
しかし、この時期は混み合ってしまうので、春に行う人も増えてきています。
また、成人式後に撮影することもできます。

□髪型について

成人式の着付けやヘアメイクを予約できる場所を見つけておく必要があります。
事前に美容室などで成人式用のヘアメイクができるかどうか確認しておきましょう。

□まとめ

思っていたよりも準備が必要だなと感じた方も多いかもしれません。
今回は成人式の準備をいつから始めるかということをお伝えしてきましたが、1年以上前から動いている人も少なくないようです。
遅くとも成人式の前年の10月までには動くようにしましょう。
成人式の準備でもっとも大切なのは振袖のレンタルです。
振袖がレンタルできないと前撮りも行えませんし、最初に用意しておく必要があります。
いつから準備をするのかしっかり計画して成人式のいい思い出が残るようにしましょう。

袴に合うショートのヘアスタイルとは?|大阪の着物レンタルは「別嬪」

袴の色や柄を選択したら、それに合うヘアスタイルについても考えておきたいですよね。
しかしショートヘアの女性の方だとヘアアレンジすること自体が難しいと考えている方も多く、どのようにヘアアレンジをすればいいのか悩んでいませんか?
今回は、ショートヘアの方に向けて、袴のスタイルに合うヘアスタイルについてお伝えしていきます。

□おすすめショートのヘアスタイル

*カールショートヘアスタイル

ベリーショートの女性であれば、カールで逆毛にすることで、ふんわりとした華やかな印象を与えることができます。
袴の着物と同じ色の髪飾りを合わせることで、統一感も生まれます。

*編み込みのヘアスタイル1

頭の頂上部分から一方に向けて、ねじり編み込みをするヘアスタイルです。
ねじり編み込みを少しだけ崩してみると、ふんわりとした女性らしい柔らかさのある印象を与えることができます。
髪飾りについては、編み込みをしている部分につけると、全体的に締まりがよくなり、メリハリをつけることができます。

*編み込みのヘアスタイル2

前髪を残して右サイドから左サイドにかけて、ゆるい編み込みをした髪型です。
全体的にカールをつけているので、程よいボリュームもあり、編み込みはヘアアクセサリーの様にショートヘアを華やかにしてくれます。

*リーゼント風ヘアスタイル

リーゼントと聞くと少し古いような印象を持つもかもしれません。
しかしショートヘアの女性だと、前髪部分を編み込みにして、トップ部分をカールでふわりとさせることで自然なリーゼント風の髪形になります。
このヘアスタイルでは、かっこいい印象を与えることができます。
加えてかわいらしさのある髪飾りを使うと、そのギャップがアクセントとなり、インパクトを残せるでしょう。

□髪飾りの種類

ヘアスタイルを選んだあとには髪飾りも選んでおく必要があります。
基本的に、袴の色との調和も考えて選ぶことをおすすめします。

髪飾りにはどのような髪形にも対応しやすいコーム、Uピンなどのタイプが主流となっています。
ほかにはどのような種類のものがあるかご紹介します。

*かんざし

成人式のような晴れ舞台などではかんざしタイプの髪飾りも人気です。
これをつけていると上品な印象を与えることが可能です。

*本物の花

本物の花を使うことで、存在感がアップします。
本物を使うので当日に合わせて花を入手しておくような準備をしなければなりません。

*アートフラワー

本物の花だとやはり準備が大変ということもあってアートフラワーを付けた髪飾りも非常に人気になっています。
これをつけると非常に華やかな印象になります。

□袴に合う髪飾りの選び方

*袴と同じ色の髪飾りを選ぶ

髪飾りは、袴の色に合わせて選ぶと失敗することが少ないでしょう。
赤い振袖だと髪飾りも赤色にするというのは定番の選び方です。

ただ、髪飾りを袴と同じ色にしてしまうと統一感は抜群ですが、目立たなくなってしましまうことがあります。
同色系のなかでも少し色を変えてみるのもよいですね。

□まとめ

髪がショートの方にとって、ヘアスタイルを選ぶのは大変ですが、さまざまなヘアアレンジの方法があるので、袴と一緒にどのようなヘアスタイルにするかも決めておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

卒業袴で人気の色とは?|大阪の着物レンタルなら「別嬪」

人生の大きな節目である卒業式ですが、袴などの準備はもうお済みでしょうか。
卒業式は長いようで短かった学生生活が終わり、これからいよいよ社会人を迎えるという大変大きな節目であるので、袴にはこだわりたいと考える人が多いようです。
今回は、そのような卒業袴にこだわりたいという方の中で、例年どのような色や模様の袴が人気なのかをご紹介します。

□袴とは

そもそも袴とは何なのでしょうか。
成人式の振袖とはどう違うのでしょうか。

*袴

袴とは、下半身を覆うものであって、着物のうえに着て、腰から下を覆うような構造になっています。
袴にもさまざまな種類があり、男性用と女性用にも違いがあります。
袴というと下半身だけですが、卒業袴などと言う際には上半身の着物など一式を含めていう場合が多くなっています。
袴は着物と並んで卒業袴の主役の一つであり、日本の伝統的なデザインをあしらったものや、大正時代のレトロなデザイン、現代的、西洋的な要素を取り入れたものではレース素材が使われていたり、洋風の刺繍が入っているものもあります。

*着物

卒業袴では、袴の中に着る着物も非常に重要になります。
卒業式などで着る際の着物には、振袖や小袖の着物が着られます。
上半身に着る着物は卒業袴の場合、袖丈が2尺である小振袖がよく選ばれています。
小振袖は振袖と比べてみても動きやすく、取り回しがいいとう利点があります。

和服を着ることで普段とは違った華やかさを印象づけることができるので、魅力的ですね。

□色について

上記で見てきた袴や着物は例年どのような色が人気となっているのでしょうか。

*明るい色の袴

卒業式はやはり晴れ舞台でもあるので、赤色などの明るい色の袴が人気なようです。
明るい色の袴に淡い色、濃い色の着物のどちらをあわせても重たい印象になりにくいということが人気な要因です。
最近ではペパーミントグリーンやスカイブルーなどの今までなかったような色目も増えています。

*落ち着いた色の袴

紫色や茶色、緑色など落ち着いた色の袴はどんな着物にも合いやすく、こちらも人気があります。

*黒色の袴

薄い色や白色などの着物の色と合わせることで、黒色が映えるので、綺麗な印象を与えることができます。

色にお悩みでしたら、上記の中から卒業式で演出したい雰囲気に合わせて袴の色も選んでみてはいかがでしょうか?

□まとめ

今回は卒業袴で人気の色についてお伝えしてきました。
卒業袴はなるべく早くから準備して卒業式に備えておきましょう。
今回の記事を参考にして、袴を選んでみてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

成人式を控えている方へ。成人式の振袖の選び方のポイントとは?

成人式のために、振袖を選ぼうと考えている方はいらっしゃいませんか。
振袖は決して安くはなく、後悔しないためにも納得のいく一枚を選びたいですよね。
しかし振袖にはデザインが豊富で、1枚に絞ることはなかなか大変だと思います。
そこで今回は、成人式に着ていく、振袖の選び方のポイントについてご紹介してきます。

 

□成人式の振袖についての選び方

*体型に合ったものを選ぶ

振袖の色や柄は、着る人の身長や体格によって、合う合わないがあります。
自分の体型に合った色や柄を選ぶことで、より美しく振袖を着こなせます。

*背が高い人

背が高い人には、はっきりとしたシャープな色合いがおすすめです。
そして大きい柄の大人らしい着物を選ぶと、さらにスタイルを良く見せられます。

*背が低い人

背が低い小柄な人には、パステルカラーのような淡い色で、小さい柄が似合います。
背が低い方こそ似合い、かわいく愛らしい雰囲気がより引き立つ色ではないでしょうか。
はっきりとした濃い色を選んでしまうと、さらに背が低く見えることがあるため注意が必要です。

*スリムな人

ピンクといった温かみのある暖色系を着ることで、少しふくよかに見せることができ、ふんわりとした印象を与えます。

*ふっくらの人

濃い色でシンプルなデザインは、全体の印象を引き締めてくれるため、オススメです。
さらに上半身に柄が少ないと、より全身をすっきりと見せる効果が期待できます。

*パーソナルカラーをふまえて色を選ぶ

人には、肌や髪、唇といったように、その人の生まれ持った色があり、その色に合ったパーソナルカラーがあります。
パーソナルカラーは、人によって違います。
パーソナルカラーを意識して選ぶことで、今まであまり選ぶことがなかった色が、予想外にも似合うことが十分に考えられます。
普段の洋服選びにも活かせるので、この振袖選びを機に、自分のパーソナルカラーを知ってみてはどうでしょうか。

*第三者に見てもらう

自分や家族の判断では不安を感じる方は、着物に詳しい着付師といった第三者に見てもらうことをおすすめします。
的確なアドバイスをもらえ、より美しく着こなせるにつながるでしょう。

*小物とのバランスを考える

振袖は、帯揚げや帯締め、髪飾りといった小物とのバランスが大切です。
帯揚げや帯締めは、着物の柄に使われている色を使えば失敗しないでしょう。

 

□最後に

今回は、振袖の選び方についてご紹介しました。
この記事を参考にし、後悔しない振袖選びをしていただけたら幸いです。

着物はいくらぐらいで買取ってもらえる?買取の相場をご紹介

「着物を着る機会がなくなった」
「頂き物だけど、サイズが合わなかった」
このように、着物を売却しようとお考えの方はいらっしゃいませんか?
売却するにあたって、だいたいどのくらいで買取をしてもらえるのかは気になるところですよね。
そこで今回は、着物の買取相場についてご紹介します。

 

□着物の買取相場

着物にもいろんな種類がありますが、その着物の生地やサイズ、人気の柄かどうか、どこで作られたか、どこの業者に買取ってもらうのか、といった細かい条件によって買取価格は変わってくるため、買取相場は一概には言えません。
そのため、参考としておおまかな買取相場を、着物の生地ごとに紹介していきます。

*正絹の着物

正絹の着物は、汎用性が高く、使われる機会が多いため、他の生地と比べて高く買取されやすいのです。
一般的に、状態がいいもので、1万円から数万円代で買取が行われます。
条件によって買取価格は前後しますので、未使用や、人気の柄、希少価値が高かったりした場合、中には数十万円で買取が行われるものもあります。
また、何かをきっかけにブームが起こったりなど、買い取ってもらう時期によっては高く買取ってもらえる着物もあります。

*麻の着物

麻は、吸湿性や通気性が良いため、夏場に着る着物として使われることが多いです。
麻の着物は数百円から、高くても数千円で買取られることが一般的です。
保存状態が悪いと残念ですが、買取ってもらえないことがほとんどなので、注意しましょう。

しかし状態が良く、価値がある着物でも、サイズがあまりにも小さければ、値がつかないことがほとんどです。
麻の生地の中でも高級品である上布の場合、高値で買取ってもらえることがあります。

*木綿の着物

普段着用として使われることが多い木綿の着物ですが、買取ってもらう場合、値がほとんどつかないことが少なくありません。
しかし保存状態が良かったり、サイズが小さくても数が多ければ、数百円から数千円で買取ってもらえることもあります。
また生産量が少なく、希少価値の高いものは1万円以上の価値がつくことがあります。

*化学繊維やウールの着物

化学繊維やウールの着物は、値がつかないと言われていますが、未使用であったり、サイズが大きければ数百円から3000円以上で買取ってもらえる可能性もあります。

 

□最後に

今回は、着物を売却する際の買取相場についてご紹介しました。
着物の条件や、買取をしてもらう時期によって買取価格が違ってくることをご理解していただけたでしょうか。
着物の売却をお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

着物を持っている方必見!着物に関する注意点をご紹介

着物をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
着物は、普通の服とは素材が違うため、取り扱う際には注意する点がいくつかあります。
そこで今回は、着物に関する注意点をご紹介していきます。

 

□着物に関する注意点

*着る時

着崩れた着物は、見ていて残念ですよね。
大股で歩くと裾が乱れてしまうため、歩く際は歩幅を狭くすることを意識してみましょう。
また、背筋をしっかりと伸ばし、やや内股気味でゆっくりと歩くと、さらにきれいな歩き方になりますよ。
裾を地面に引きずらず、履物を擦らないように気をつけましょう。
また振袖は椅子に座る際、背中で結んだ帯が潰れないように浅く腰掛けることがポイントです。
この際に、長い袖が床について汚れないように、袖を二つに重ねて膝の上に乗せることも忘れないようにしましょう。

*洗う時

着物を自宅で洗う機会はあまりありませんが、注意点を把握していないと、せっかくの大切な着物が台無しになってしまうかもしれません。
着物には、洗えるものと洗えないものがあります。
着物の洗濯表示に手洗いマークがついていれば、自宅で洗うことができます。
素材がポリエステルといった化学繊維なら大丈夫ですが、木綿や麻、ウールといった天然素材の着物の場合は、洗うと縮みやすいので気をつける必要があります。
特に縦方向の縮みが大きいので、着丈が短くなってしまうことが気にならなければ、試してみてもいいかもしれません。

しかし天然素材であっても、普段着用するような裏地のない単衣仕立ての着物の場合は、比較的簡単に洗えるでしょう。
素材がわからなかったり、洗濯表示のタグがなければ、購入した店に確認することをおすすめします。
自宅で洗うことに不安を感じる方は、クリーニングに出してみてはいかがでしょうか。

*たたむ時

着物には、普通の洋服とは違い、着物ならではのたたみ方があります。
着物のたたみ方には、基本的な着物のたた方である本だたみや、袖を合わせてたたむ比較的簡単な袖だたみ、長襦袢をたたむ時に使う襦袢だたみといったようにさまざまな種類があります。
また帯の折り目は、仕立ての時についているため、崩さないように、それに合わせてたたむようにしましょう。
着る前や着た後は、湿気を取るためにハンガーにしばらくかけておくことをおすすめします。
この際、普通のハンガーではなく、着物用ハンガーを使用するとしわを防止できます。

□まとめ

今回は、着物に関する注意点をいくつかご紹介しました。
この記事を参考にし、着物を大切に取り扱っていただけたら幸いです。

着物の種類は生地によっていろいろ!それぞれの生地の特徴とは

着物は一見同じようにも見えますが、実は生地によってさまざまな種類があることをご存知ですか?
生地によって着用する目的や、着用する時期に合った着物があります。
そこで今回は、みなさんがより納得のいく着物が選べるように、生地による着物の種類と、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

 

□生地による着物の種類

*絹の着物

絹は、柔らかく、光沢があり、気品の良さを表せます。
汚れやすく、湿気に弱いものの、体によく馴染むため、動きやすく、体のラインを美しく魅せられます。
同じ繊維の中でも絹で作られた着物は上質で、触り心地はとても良いです。
華やかな模様の着物や、訪問着以上の高級着物の多くは、絹で作られています。
同じ絹でも糸の織り方などによって、羽二重、紬といったさまざまな生地があります。

その中でも縮緬(ちりめん)は、独自の製法で縦糸と横糸を織り上げ、縮緬ならではの奥ゆかしさが感じられます。
縮緬で作られた着物は、礼装の場でよく着用されます。

*木綿の着物

木綿の着物は繊維が太く丈夫で、普段着用としても人気です。
シワになりやすいのですが、吸湿性や通気性に優れているため、浴衣などで使われます。
値段は、産地によって大きく違ってきます。

*麻の着物

麻は、薄手で張りがあり、通気性がとても良いため、夏に着る着物の多くは麻が使われています。
麻の中でも、特に麻糸は細く上質で、麻糸で作られた生地は、上布とも呼ばれるほど品質が高いのです。
染色はあまりされないので、落ち着いた色合いのものが多くなっています。
麻はツルツルとしていて、木綿はゴワゴワした触り心地が特徴的です。

*ウールの着物

ウールは厚手ですので、冬場の普段着としてよく着用されます。
かなり暖かいので、夏場にウールの着物を着用することは、あまりおすすめしません。
落ち着いた色合いの柄なので、汎用性が高く、色んな場所で着用しやすいでしょう。

*ポリエステルの着物

ポリエステルは化学繊維で、天然繊維のものより強度や汚れに強いといった特徴があります。
価格は安いものの見栄えが良く、自宅で洗うこともできるため、気軽に試してみたい方におすすめです。
しかし保湿性はあまり良くなく、買取ってもらう際に断られることが多いため、注意が必要です。

 

□最後に

今回は、生地による着物の種類についてご紹介しました。
このように、着物にも生地によって、触り心地や季節に合ったものなど、さまざまな種類があります。
この記事が、みなさんの着物選びに役立てば幸いです。