卒業式の際に袴を着用することを決めた方の中には、
「草履とブーツのどっちを袴に合わせようかな。」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
袴の際の履物選びには悩みますよね。
そこで今回はそのような方に向けて、袴の際の草履とブーツのそれぞれのメリットや気をつけるべきことについてご紹介します。
□袴に草履
和装の際の履物は基本的には草履です。
近年ではあまり厳密性がなくなってきているので、ブーツを着用される方も多いですが、「昔からの習わしにきちんと従いたい」という方は草履にすると良いでしょう。
次に草履のメリットと注意すべきことについてお伝えします。
*草履のメリット
草履のメリットとしてあげられるのは
・古典的で上品な印象を与えることができる
・脱ぎ履きしやすい
・小物と合わせてコーディネートを楽しむことができる
の3つです。
しかし、注意すべきこととしては、草履を頻繁に履いている方は少ないため、歩きにくく感じることや、足が痛くなってしまう恐れがあることなどが挙げられます。
また、雨の日や雪の日などは、足元が濡れる恐れや、寒く感じることがあります。
その点を知っておいた方が良いでしょう。
□袴にブーツ
モダンでハイカラな印象を与えることができるのが、袴にブーツという組み合わせです。
大正時代の女学生は、このスタイルだったそうです。
では、ブーツを選ぶメリットを見ていきましょう。
*ブーツのメリット
ブーツを選ぶことのメリットは
・スタイルがよく見える
・履き慣れているので歩きやすい
・雨や雪でも大丈夫
の3つです。
ブーツを選ぶとヒールがあるために、高身長かつ足が長く見えるという効果があります。
また、タイツや靴下を着用することができるので、防寒対策は心配しなくて大丈夫です。
しかし、注意すべきこととしては、脱ぎ履きがしにくいということが挙げられます。
着物と袴を着用していると、紐靴であるブーツは非常に脱ぎ履きしにくいです。
また、紐がほどける恐れもあります。
さらに、着物の色や柄によっては、ブーツを合わせるとカジュアルになりすぎる恐れもあります。
式典の雰囲気から少し浮いてしまうこともあるので、その点は注意しましょう。
□まとめ
ここまでで、袴に合わせる履物、特に草履とブーツについて、それぞれのメリットや注意すべきことについてご紹介してきました。
自分がどちらのスタイルにしたいか、上記を参考に選んでくださいね。
みなさんが満足のいく卒業式を迎えられますことを祈っています。