「どの種類の着物を着たら良いのかわからない」
「結婚式に合う着物の色が知りたい」
こういう方は、いらっしゃいませんか?
着物には、たくさんの種類と柄があるので選びづらいですよね。
そこで今回は、年齢別にどの種類の着物を着るべきかと、結婚式に出席する際に着るべき着物の色や柄、避けるべき色を紹介します。
□年代はあまり関係ない
結婚式に適している着物は、「付け下げ」「訪問着」「黒留袖」「色留袖」「振袖」の5種類あります。
結婚式に出席する際は、年齢ごとに着るべき着物の種類はありません。
あえて挙げるならば、振袖は20~30代の方が着ることが多いです。
それ以外は、年齢に限らず着ても大丈夫です。
結婚式の着物に関しては、年代というよりも、未婚か既婚で着るものが変わります。
□独身女性が結婚式に着る着物
*振袖
独身女性の方が結婚式に出席する際の正装は、振袖です。
振袖には、「大振袖」「中振袖」「小振袖」の3種類あります。
大振袖は、花嫁も着用することが多いため、事前に花嫁と被らないか確認してください。
中振袖を着る場合にも、少し落ち着いた色を選ぶなど、花嫁を考慮することが大事です。
小振袖は、10代の方が結婚式に着て行くことが多いです。
*色留袖
色留袖は、黒色以外の留袖で、既婚か未婚関係なく着られます。
色留袖には紋があり、それで格が決まります。
主催者側の場合は、5つ紋にすると、黒留袖と同格になるのでオススメです。
出席者側の場合は、1つ紋か3つ紋にすると良いです。
*訪問着
訪問着は、未婚の方でも準礼装として着られます。
しかし、結婚式の格式や地域によっては着られない場合もあります。
そのため、事前に花婿か花嫁に確認しておいてください。
*付け下げ
付け下げも、未婚か既婚関係なく着られます。
しかし、この着物はカジュアルな場面に向いているため、二次会などに着て行くと良いです。
□色と柄の注意点
*オススメの色
薄いピンクや水色などの淡い色がオススメです。
また、祝いの場なので草履とバッグには金色や銀色を入れると良いです。
*オススメの柄
古典的な絵柄の着物は、上品さがあるのでオススメです。
現代的な絵柄でも良いですが、少しカジュアルな印象になります。
*避けるべき色
結婚式には、黒留袖を除いて、黒色の着物を着ないようにしてください。
親族と間違われてしまいます。
*避けるべき柄
龍や虎など、お祝いの場に合わない柄の着物は着ないでください。
また、桜はお祝いの場に適さないと言われているので、桜の柄が入った着物は避けるのが無難です。
□まとめ
以上、年齢別にどの種類の着物を着るべきかと、結婚式に出席する際に着るべき着物の色や柄、避けるべき色を紹介しました。
結婚式に出席する際は、ぜひ上記の内容を参考にしてください。